アルゼンチンタンゴの定番、タンゴの世界へ
ガジョ・シエゴとは、1917年、アグスティン・バルディ作曲のタンゴ曲です。タイトルを直訳すると「盲目の雄鳥」ですが、これは、そういう名前の遊びが由来だと言われています。
アルゼンチンタンゴの定番曲の一つで、いろいろな楽団、演奏家が演奏していますが、その中でもオルバルド・フグリエーセや彼に影響を受けた音楽家のスタイルが特に好かれています。ショーダンスにも使われることがあります。
フリオ・デ・カーロは、楽団の代表、作曲家、バイオリニストです。彼もまたガジョ・シエゴを彼流にアレンジして演奏しました。フリオ・デ・カーロ楽団はガジョ・シエゴを演奏した楽団の代表ともいえます。歯切れの良いリズム、メロディアスなヴァイオリンの音、哀愁が漂い聴衆を酔わせます。
この曲に乗せたアルゼンチンタンゴは、踊り手によっても表現が違いますが、アルゼンチンの哀愁を雰囲気を感じさせます。愛好家、ファンでなくても、大衆に愛される音楽と踊り、それがガジョ・シエゴが今尚アルゼンチンタンゴの定番とされる所以でしょう。